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180日の壁 [リハビリ]

時々行く散歩コースを少しはいったところに始めていきました。彼岸花が川筋に咲いていて、公園には遺跡の説明板がありました。この辺りの丘陵地帯に大宰府の役人たちの墓地があったそうです。昔は随分寂しい場所だったのではと思いましたが

 
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180日とは、リハビリを病院で受けられる最大期限を指しています。反対が強くいろんな条件が付与されましたが、基本的な変更はされていません。それを落合恵子氏は「180日の壁」と表現しています。「週刊金曜日」の選挙結果特集のなかの「小さな声がかき消される2大政党制これを「民意の勝利」と言えるのか」のなかにありました。

 

「官僚依存の政治のていたらく。その間に、年間三万三○ 以上のいのちが自死で消え、年金記録も消されたまま。後期高齢者医療制度にお年寄りは苦しみ、生まれる家庭が金持ちかどうかで、長い一生すら決まってしまうような格差社会はより拡大した。子どもと高齢者の中間世代は、マイホームを夢見ることができた親の世代を羨み、職を失い、貧困に喘ぐ。帰りたい郷里の目抜き通りは、シャッターが降りた昼なお人影のない通りと化した。福祉は崩壊し、「180日の壁」の前に、リハビリを必要とするひとさえ、病院を出ていかざるを得ない酷い仕打ち。しかも、病院を出た後、どこに行けばいいのか。

[障害者自立支援法]の、なんという仕打ちか。それでも、「血税」は吸い取られていった。そうなのだ、血税という言葉がかつてないほどの実感をもって、わたしたちを打ちのめした。この、どうしようもない閉塞感に、ひとりひとりの有権者が動いたのである。」

 
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落合氏の指摘にほぼ同意します。これだけのことをしておいて、選挙で勝てるという傲慢さはどこから出てきたのか。

 
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