「世界観」とワールド [自分史]
高校を卒業して就職して大都会「福岡」に出てきて驚くような日々を田舎者は送らざるを得ませんでした。そのひとつに、先輩たちが繰り広げる議論=当時、飲み屋で先輩たちが毎夜議論していました。20歳になっていませんが、飲酒について誰も何も言いませんでした。そんなときに、「世界観」が大事だと先輩たちが語っていました。世界というのは世界地図程度にしか思っていなかった田舎者はなんというおかしいことを言うのだろうと思っていました。それが、哲学を意味するとは・・・。無学な自分を恥じるばかりでした。
「世」とは、現世・来世・過去世という時間軸を示すそうです。太宰府天満宮の橋がそれを意味しているそうです。
「界」は欲界、色界、無色界という空間軸だそうです。(『脳と魂』)
仏教的な説明ではありますが。
そのようにして、耳から入る学問で少しずつ社会の理解をしていきましたが、年取ってくると他者との会話から得ることが少なくなってきました。その辺が、老化と言われる所以かもしれません。
ついでに、先の本によるとブッダは地獄は「現世」であるとのこと。説得力がありそうですが、来世に期待することもできませんね。
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