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自己責任論の水脈 [自己責任論]

 

「耳の聞こえない僕をわかって」という10歳の子どもの投書です。

(朝日新聞)

「僕は聴覚障害があります。いつもは補聴器をつけています。でも、その日、僕は油断していました。補聴器をつけていなかったので、後ろから来た外車の男の人にクラクションを鳴らされたけれど、聞こえなかったのです。(略)道の端に路上駐車している別の車があり、それを避けて少し真ん中に寄った時です。わ母さんが振り返って手で合図してくれ、僕は外車に気付きました。男の人は車を止めて何か言っていました。でも、僕には分かりませんでした。家に帰ってから、お母さんにどんなやり取りをしていたのかを聞きました。お母さんは「この子は耳が聞こえません。すみません」と謝ったけれど、男の人は「障害があるなら、息子の後ろについて走れ」と言われたそうです。だけど、僕は後ろで大きな音がしても聞こえません。わかってください。」

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急いでいたのかもしれません。でも、障害があると伝えても文句を言う人には通じないのかもしれません。寛容なき社会なのか、特別の人だったのか。過日の全盲のピアニストの賞賛の裏に「善意の押し付け」を強く感じます。がんばった人は受け入れるが、頑張っていない人は受け入れないという反応を感じます。妻はあなたの思考は被害者意識だからとよく言われますが。

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