SSブログ

怒りだけしかないのですが [障害者福祉]

 

今日は施設の後援会の総会とコンサートがあり、でかけました。久しぶりにお会いする方もあり、いろいろと話すことができました。

 
P5230001.JPG
 

日々いろんなことがありますが、うまくいくことは少なくて、悔恨するときのほうが多いようです。うまくいったらもうけものと思えればいいのですが。そんななかで、どんなことが活力の源になっているのか。先日から紹介しています盲ろう者福島智氏は次のように述べています。テレビで福島役をした中村梅雀氏の話も含めて

 「中村は、福島について「すごい生き物だと思った」と出会いの衝撃を語り、「変革者は、ある種の怒りをもっているのではないか」と話した。中村の見方を伝えると、福島は一気に話した。「的を射ているかもしれない。私の中には怒りというか何というのか、このままでは終わらせたくない、とのエネルギーがあった。盲ろうは、命は奪われていないけれど社会から黙殺されてきた。黙殺され、殺されてきた。実際に自殺した人も何人もいます。これはどこかおかしい。何かに怒ったということです。私の場合は精神的な戦場体験で、いつも何かと闘っている。沈黙の状態は、拷問ですからね。これまで影響をうけた本を考えると、トルストイの[戦争と平和』 、五味川純平の「人間の条件』 、大岡昇平の『 野火]など、極限状態で生きるか死ぬか、人間性はどうあるのか、ということを主にしたものです。盲ろうは、感覚器における全身性障害です。コミュニケーンョンや移動に全介助が必要だということです。その意味で、(重い障害がありながら)自立生活運動をしている人には、親近感を覚えますね。盲ろう者は、内部の戦場体験をしている。それは、たったいまもです」
P4240027.JPG

 

福島氏と比較すべくもありませんが、やはりこのままでいいのかという「怒り」みたいなものがなければ、私も何もしなかったと思います。何かをして損得があるわけではありません。でも、なかなかたやすいことではないことですが。 怒りだけでなく 知恵もあれば少しはいいのですが

P4240030.JPG


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。