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ディパーチャーズ [寛容な社会]

 



 



三権分立のことは、民主主義の基本だと習いました。検察庁幹部の定年延長を閣議決定で決めてしまうということについて多くの人が違うと思ったのは教育のせいでしょうか。



本日の話題は映画「おくりびと」の話です。海外名『ディパーチャーズ』は本木さんの演技も秀逸でしたけど、納棺師という仕事の背景も大きかったと感じています。主人公の転職のきっかけはチェロ奏者だった楽団の解散です。コロナ禍で仕事を奪われた地方交響楽団の現在の苦境と重なります。検察庁問題の悪臭とはあまりにも異なる世界だと思いました。



 



「コラム 春秋2020/2/22 西日本新聞  



『ディパーチャーズ』に感動しました-。7年前、安楽死の取材で訪れたオランダ。女性研究者に話を振られて戸惑った



▼拙い英語で会話を続けると「死者への敬意」とか言っているふうだ。そこで言葉の断片がつながった。ディパーチャーズ(旅立ち)は日本映画「おくりびと」の海外版の題名だった



▼この映画が米アカデミー賞を受賞したのは2009年の今日。元チェロ奏者の男性が「旅のお手伝い」と記された求人広告を勘違いし、死者を送る納棺師になる物語だ。娯楽映画にはなじみにくいテーマにほれこみ、作品化に奔走したのが元アイドルの本木雅弘さん。存在感ある役者ぶりは今、大河ドラマで楽しめる(一部引用)



 



ディパーチャーズ(旅立ち)という名は当然ながら「おくりびと」に通じます。納棺師は即物的です。これだけでは死が持つ意味を表現できなかったということでしょうか。



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