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鏡に映る姿は [高齢者]

 


 


私の場合、鏡をみるというのも髭剃りぐらいの時ぐらいですから数日おきです。老いを映していると思ったのは、ある日突然、どこかの人かと感じた時でした。だが、実際は50歳代のある日、電車の中で高校生に席を譲られた時でした。その時は、笑い話にしてすませましたが。実感したのはやはり突然でした。


 


1.鏡に映る自分に愕然とする――老性自覚と老いの否認と


老いは突然始まるわけではなく、しかし前日とさして変わらないというささやかな変化の集積として確実に進行していく。そのため自分が年をとったと自覚するのもひとさまざまである(「老性自覚」)50代でそれを感じるひともいれば、80代でもそれを認めないひともいる。多くはあるきっかけで変化に気づく。あるひとは体力の衰えを感じた時に、あるひとは鏡に映った顔のしわで、というように。だがどれも突然生じたのではない。」(『精神科医がみた老いの不安・抑うつと成熟』)


 


80代になっても認めない人はいます。周りもまた老いを感じない人がいらっしゃいます。85歳で今も現役の医師として活躍される方を知っていますが、風貌からして老いが感じられません。この違いはどこから出てくるのでしょうか。老いを認めないからなのでしょうか。それとも、感じる間もなく活動しているからなのでしょうか。


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