お千代さん [寛容な社会]
台風の被害が続いた千葉県知事の動向が問題になり、記者会見が開かれました。県南部で被害が多く、北部はどうなのだろうかと自宅に戻ったという。それを「私の流儀」だという趣旨の発言をしました。なんとかうまく切り抜けたという安堵の色が見えたように感じました。テレビでは県知事経験者の片山氏・浅野氏が持ち場を離れるなんてと趣旨の批判をされていました。芸能人だからダメとは言えませんが、お千代さんはどう思っておられるでしょうか。
お千代さんとは歌手の島倉千代子さんのことです。私たちの世代で知らない人はいないのではないかと思います。
「コラム 風向計 お千代さんからの伝言 水江 浩文2019/11/8 西日本新聞 水江 浩文
この世に神様が
本当にいるなら
あなたに抱かれて
私は死にたい
◇ ◇
意識的に覚えたわけではないのに、つい口ずさむ歌があるものだ。私の場合、それは島倉千代子の「愛のさざなみ」(なかにし礼作詞・浜口庫之助作曲)である…。
という書き出しのコラムを朝刊社会面の「デスク日記」に書いた。15年前のことだ。
この歌が大ヒットしたのは1968年である。台所で「愛のさざなみ」を口ずさむ母は決まって上機嫌だった。幼い私はこの機を逃すまいと、小遣いをねだったり、頼み事をしたりしたものだ。(一部引用)」
島倉さんは波乱万丈の人生だったと思います。多額の借金・身内の不幸などがありがら、歌い続けることで私たちに希望を与え続けてくれました。11月8日が命日だという。
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