福岡県障がい者差別解消条例を知っている人は [差別禁止法・条例]
11月1日の西日本新聞は次のように伝えています。
「県障がい者差別解消条例
きょうされん福岡が周知進める街頭活動
障害者のある当事者の会のきょうされん福岡支部仲間部会「パワー福岡」のメンバー約30人が「県障がい差別解消条例」を周知する街頭活動を福岡市博多区のJR博多駅前広場で行った。(略)
2017年10月に施行。翌年、同部会が条例の認知度を調べるために実施した街頭調査では、回答者17人全貝が知らないという結果だった。今回は、施行後2年の節目として再度企画した。(略)
回答した58人のうち、11人が知っている、47人が知らないという結果だった。(以下略)」
きょうされんは旧名称が「共同作業所全国連絡会」であり、無認可の作業所時代から全国的に障害者福祉の充実を求めてきました。施設を利用する人を「仲間」と呼ぶことが多い。
福岡県障がい者差別解消条例は2017年に施行されましたが、障害者団体の意見交換しながら条例をつくりあげていきましょうとの要望は採用されませんでした。しかし、条例は有益なものですが、県民に知られないと意味がありません。このような活動がされたことは素晴らしいことだと思います。12月は障害者週間があります。障害者問題への関心が深まることを切に願っています。
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