「ソーシャル・アパルトヘイト」 [寛容な社会]
電力・ガスの小売りの自由化でガス会社と電力会社の顧客獲得争いがありますが、西部ガスと九電ではガス会社が劣勢だという。体力差が大きいのに対等に争えというのも過酷なことではあると思うが。災害時に不安がありますが、我が家の熱源は電気だけにしました。
以前は、灯油ボイラーとガスと電気でした。生活を見直した結果ですが、どうなのでしょうか。見直した結果身の丈があまる人たちがいましたということか。
大学入試で経済力に見合った「身の丈ほど・・」での入試を受けたらという大臣がいて、
批判されています。新聞は今になって批判していますが、案がでてきたときはどうだったでしょうか。身の丈ほどの教育が進めばと感じさせるイギリスの様子が分かる事実がありました。
「英国では、公立でも保護者が子どもを通わせる小・中学校を選ぶことができる。(略)
子どもが就学年齢に近づくと、ランキング上位の学校の近くに引っ越す人々も多い。人気の高い学校には応募者が殺到するので、定員を超えた場合、地方自治体が学校の校門から児童の自宅までの距離を測定し、近い順番に受け入れるというルールになっているからだ。そのため、そうした地区の住宅価格は高騰し、富者と貧者の棲み分けが進んでいることが、「ソーシャル・アパルトヘイト」と呼ばれて社会問題にもなっているほどだ」(『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレディみかこ)
移民や人種問題を抱えるイギリスの断面を見る思いがしました。
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