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意識しないで [寛容な社会]

 

 

NHKのドラマで『少年虎次郎』の2回目を観ました。原作山田洋次・脚本は「ひよっこ」の岡田恵和という豪華版。1回目を見逃していたので再放送を観ました。寅次郎の空襲体験、父の召集を受けての動揺など生々しく描かれていました。

 

次の記事を読んで感じたことがあります。

 

「西日本詩時評 岡田哲也

ラグビーは好きです。W杯では、日本も頑張りました。しかし私は、国粋ファンではありません。他の競技などで、アナウンサーや解説者が露骨な身びいきをしていると、日本が負けたほうがいいのに、と思うほどのヘソ曲がりです。―― お前は戦時中なら、国賊か村八分だな。こう息まく人もいました。しかし、戦前じゃなく、昨今の民主主義と情報化社会でも、私たちがノケモノにされたり、肝心なことが知らされなかったりは、よくあることです。家でも然り、地域社会でも然り、国のレベルでも然りです。おそらく私たちは自由気ままに生きてるようで、どこかで管理され、どこかで 監視され、またどこかに飼い慣らされているのではないでしょうか。(以下略)」(20191025日西日本新聞)

 

 気になるというのは、先日の報道で日中の印象について、中国人が日本を良いとするのが11%上昇し42.2%、中国の印象について良くないとする人が86.3%だという。お互いに情報操作されたものしか入ってきていないので、嫌中・嫌韓が浸透しているのかもしれません。中国の日本印象の好転は何を意味するのでしょうか。岡田氏の「民主主義と情報化社会」というのも虚妄なのでしょうか。それとも・・・。管理され、監視されて「自分の意見」という錯覚になっているのかも。

 

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