足こぎ車いす [リハビリ]
歩けないから車いすを使うはずなのに、足こぎで脳卒中や脊髄損傷の人でも使うことが出来る車いすが出現。雑誌『世界』で知りました。考案者の東北大学の半田先生は次のように説明しています。
「まだ歩けない赤ちゃんの両わきを抱えて、足の裏を床につけ、前傾させると両足を交互に出して、まるで歩くような動作をするでしょ。これを『自動歩行』 というんですが、半身麻痺を抱えた方が足こぎ車いすに乗ると、この自動歩行の動きのように、『足を交互に動かそう』 という指示が、脳からではなく中枢神経から伝えられるのではないかと考えられています。結果として麻痺のある足も含めて両足でペダルをこぐことになる。これをニューロモジュレーション(神経調節)といいます」」(東北大学医学部の半田康延教授(当時)
実際、製作している㈱TESS代表の鈴木氏は
「足こぎ車いすは乗ったその日から自分で移動ができますから、日常生活そのものがリハビリになるのです。そして、何より大きいのはご本人やそのご家族が『もう一度、立って
歩くことができるかもしれない』という希望を持って生活を送れるようになることだと思います。足こぎ車いすを使うことでおのずと笑みがこぼれ、前向きな気持ちになれるはずです。これまでの『苦しくてつらい』 というリハビリイメージを「楽しいからがんばれる」という方向に変えるという意味でも、まったく新しい製品であると自負しています」。
これは新しい発想の車椅子ですね!
結構きつそうなイメージだけど、駆動系で電気自転車のような
フォローができれば使えそうなんでしょうかね
by 釣られクマ (2009-09-26 09:40)